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長谷川利行展

もう半年ほど前になるが、長谷川利行の展覧会が開かれた。利行の作品をまとめて見るのは、平成12年の東京ステーションギャラリーでの展示以来で、その間新たに見つかった作品なども加わり、充実した内容だった。図録の表紙にも使われた1932年の作品「水泳場」などは、カラッとした夏の日差しを感じる気持ちのいい作品だった。 この図録で少し気になる文章があった。解説執筆者の一人の原田光氏が「隅田川、荒川」の中で、「藤牧義夫が、自殺の少し前に描いた・・」と書いている。失踪や行方不明でなく、「自殺」である。藤牧は小野忠重に会った後に失踪したと理解していたのでハッとした。藤牧の最後を自殺とする新資料の発見があったのか・・・どこかモヤモヤしている。
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