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谷中安規書簡 <恩地孝四郎宛>入荷

ノート用紙2枚のそれぞれ表裏にペンで書かれる 内容佳 谷中安規の重要資料 内容一部紹介 〇「私が戦災者となりましたのは昨年四月十三日夜半 やけだされて別だん途方にくれたと言ふ程でもありませんでしたが、ひとまづ都をちを仕様と思って…」で始まる。「今日は総選挙の当日、只今瀧野川区役所へ当票にまいり帰宅…」とある。戦後最初の総選挙が行われたのは4月10日。一方で「この手紙をしたためましてからモウ三週間以上の時日たち候<中略>四月二十三日 夜半」とあるので、いったん書き終えてからも加筆がされた事がわかる。最後は「春うららキガ線上を彷徨しつつもタネマキいたしおり候 不乙 四月二十三日夜半」と結ばれる。戦災者となり、自ら建てた掘建小屋での暮らしをしのぎ、「人生五十才シンキまきなほし、小ッポケな車輪ながら廻轉させていただこうと存じます」と記した安規は、同年9月9日に小屋で死去しているのを発見される。  
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